今年のお盆は旧暦(=太陽歴)と新暦(太陰太陽暦)が一致しているようで、そして8月15日は満月でもあります。皆さん、お盆はどのようにお過ごしですか、MIWA-STYLEの平川美輪子です。

お盆って何かと言うと、日本で夏季に行われる先祖の霊を祀る一連の行事で、日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事とウィキペディアにありました。
8月13日に迎え火をして、14日が中日、16日に送り火を行う…私は、長い間さっさとお墓参りを済ませて、まとめてお休みがとれる日になっていました(笑)

ところが、我が家に仏さんが増えていき、仏縁が出来て、盂蘭盆会を知り、供養をするようになりました。盂蘭盆施餓鬼供養は、由来も詳しくありますが、一般的には亡くなった家族や先祖の供養の為に行うものです。

でも、調べてみるとお経って、亡くなった人に書かれたものではなくて、生きている私たち、もがき苦しんでいる私たちの為に書かれたものなんだそうです。では、お盆の時やお葬式、法事でお経を読むことに意味がないかと言うと、そうではなくて、

ご先祖様が生き抜いてこられたから今があること、また身近な人が亡くなると、何気なく過ごしていた日々、命には終わりがあることを痛感させられるし、自分の人生や日々について、改めて考え、感謝を深め、そして、「謙虚さを忘れず、自分の道を進んでいくから、これからも見守ってください」と手を合わせる場のように思います。

また毎日、唱えるお経も亡くなった家族の為ではなくて、自分を整える為にあるなぁと感じています。実際、お経の最後に読む、仏様のお名前の真言は、私たちのチャクラを整えることにもなる。例えば、不動明王の真言は「のうまく・さーまんだーばーざらだん・せんだん・まーかろしゃーだー・そわたら・うんたらたー・かんまん」、整うチャクラは第1、第2といった感じです。

お盆なので、先祖供養とか宗教色豊かな内容になりましたが、旅行をしていても遊んでいてもなんでも、要は、

「自分の内面と向き合う時間をとる」

ことがあれば素敵だと思います。今日も最後まで読んでくださり有難うございます。(合掌)